きっときみのことおれはわかんないんだよね

童貞を竹で割ったような性格

てばさきの恋して☆レイディオ vol.2

みなさんこんばんはてばさきです。もう11月ですか。早いですね。もう毎年言ってますけど早いですよ。一昨日紅白見たかなって感じですよね。え?そんな事ない?嘘だぁ〜。はい、メールが届いてますね。ラジオネーム美容乞食さんからいただきました。

「てばさきさんこんばんは。私には一年付き合っている彼氏がいるのですが、彼氏は人生で一回も働いたことがない現在進行形の無職です。

彼は資産を持っていてお金に困ったことがなく働く理由がないのですが、やはり価値観の違いが見えます。倹約家で生活水準は私と同じなのですが社会人と社会に出たことがない人とでは分かることに限界があるなと感じています。

彼氏に一ヶ月だけでもいいから一ヶ月に使うお金を最低限稼いでみてほしいと言ってみようかと思うのですが、これは私のことを分かって欲しいというエゴなのでしょうか。辛さを分かって欲しいもあるけど一回社会を経験して自立をしてみて欲しいと思ってます。

これって言ってもいいでしょうか?」

という事ですねー。なるほどー。すごいですね彼氏さんは働いた事がないということですね。羨ましいなぁ。私なんか馬車馬のように働いてますからね。宝クジ当たったらどうする?とかで3時間くらいは話せそうですからね。

とりあえず働いてみろは言う必要がないと思います。働いてみたところで「あぁこんな大変なこと頑張ってたんだねぇ大変だわこれは」どまりです。

倹約とか節約とかの価値観は生きてきた中で培ってきたものでそう簡単に変わるものではありません。何よりその彼氏が「その気になればそれなりの金がある」という背景がある以上それはどうしようもありません。

あなたが持つ価値観はお金が無い人、あ、ラジオネームが美容乞食さんなんでお金が無い人って前提で話しますけど、美容乞食さんがお金が無いから持つ価値観ではあるんですよね。

背が高い人に「背が低い人の苦労を味わって欲しい」というくらいのものです。大変さは感じ取れるけど、実際その立場に自分がいないので自分の事としては考えられない訳です。仕方のないことではありますね。

逆に気になる点と言えば美容乞食さんの言う「社会人と社会に出たことがない人とでは分かることに限界があるなと感じています。」と書かれている「分かること」が何なのか?と言うことですね。果たしてそれがお金を稼ぐという行為だけで「わかること」なのかを今一度考えてみる必要があります。「一回社会を経験して自立をしてみて欲しい」という風に言われている「自立」とは何か?にも通じますね。人からすれば親からもらった財産も自分のもので、その財産で生活している以上「自立」として考える人もいるでしょう。ただ美容乞食さんが考える「分かること」や「自立」がそういった「社会人として働いてる得られるもの」とは似て非なるものではないかと思います。そしてそれはおそらく環境や年月が与えるものでいわゆる「価値観」と呼ばれるものなのでしょう。

価値観はお互い違うものです。だからこそ愛するもの同士がお互いの価値観を受け止め、認め譲り合う事が必要なんだと思います。これを片方だけが我慢したりすると歪みが生じる訳です。

まずは働いてみてとお願いする前に自分と彼氏の価値観の違いが何なのか?付き合っていく中で譲れない事、譲れる事、譲って欲しい事を話し合いお互いの線引きを決める事が大事だと思います。そう簡単に人の価値観は変えられません。ただ愛の力が価値観を変える事もあるでしょう。美容乞食さんと彼氏さんの愛が試される場面です。てばさき☆レイディオはそんな2人を応援しますよ!

はい。お便りありがとうございます。いやーお金があるってのも悩ましいものなのかもしれないですねー。てばさき☆レイディオでは引き続きお悩み相談を募集しています。番組のHPや私がしているインスタグラムやtwitterへのDMでも受け付けていますのでお気軽にメール頂けたらと思います。今週のエンディングテーマKING KNUさんで「三文小説」を聴きながらお別れです。それでは、良い夜を。