きっときみのことおれはわかんないんだよね

童貞を竹で割ったような性格

生命の根源と贖罪の邂逅

よぉ!厨二病のタイトル書いてみたぜ!ガハハ!今日もオナニーしたわ!!すまんな。

 

はいこんばんはてばさきです。ついに誰もテーマのリクエストもしなくなりました。魚座もアナル観に行って返事がありません。何だよ。アナル。

 

てことで今日のテーマは「一発殴らせてもらって良いっすか?」

 

俺は大学生の時SNSで女の子と知り合ってたって話は書いたと思うんだけど、たまたま同じ大学の全く共通の知り合いもいない女の子と会うことになった。多分「詩良いっすね」のいつもの流れだったんだけど、同じ学食を利用してるとかそんな話をメッセージでしてて、ついに会うことになった。

昼間の大学で会うことにしたんだけど多分遅れてきたかなんかで、そもそもそのSNSでもやたら病んでる内容を書いていたのでまぁそんな子が来るんだろうなと思っていた。待ってると女の子が来た。

 

両腕に包帯巻いとる。

 

綾波レイリスペクトかな?と思いながらまぁやんわり突っ込んだか無茶苦茶スルーしたかそんな感じだった。

 

後々聞いたらやっぱり自傷した後だったらしい。

 

話してみると隣の学部で一個下。身長は結構高くて美人だった。(本人を前に美人だと言った記憶はない。)

 

音楽の趣味もまぁ合うなということで凛として時雨とか9mmとかを勧めた記憶がある。向こうは彼氏の影響で洋楽とか聴いてたんかな。まぁよくある椎名林檎とかCOCCOとか好きな分かりやすい感じだったかもしれない。何せ時間が経ち過ぎていて忘れていることが多過ぎる。まぁそっから定期的に連絡取ったり会ったりするようになった。

 

当時彼女は南条あやの「卒業するまで死にません」が愛読書だったりまぁ今で言うメンヘラだったので、薬もわけわからん銘柄のものをバカバカ飲むし大学のカウンセラーのとこも通うし自傷はするしタバコもプカプカ吸うし昔セフレみたいなオッサンの家でセックスして天井の染みを数えてた話とかもしたり何というか現実とは切り離されて世界にいた。まぁある種陶酔の中だった。学生時代特有の。親父ともあんま仲良くなかったかな。

あと写真の笑顔が無茶苦茶下手。

 

とりあえず俺は当時頭がおかしいフリを永遠していたので、会話が噛み合わないようなミステリアス(笑うとこだぞ)な雰囲気を醸し出しつつオチンポギンギン野郎だったので、違う日の夜にまた会うことになった。

確か大学の学祭?かなんか浴衣でみんながイベントに参加する浴衣祭りってやつに一緒に行くかって話になったがタイミングが合わず行けなかった日の夜に会った。

彼女は仲間内との飲み会を抜けてきて、近くの駐車場で俺と話した。確か軽トラの裏でめちゃくちゃエロいことになったのは覚えてる。セックスはしなかったけど。

あとは大学生なんて自分の家があるので好き放題で、俺と彼女の空きコマが重なれば俺の家に集まり、近くのコンビニで飯を買い、ガンガンにクーラーをかけた部屋で「私立探偵濱マイク」のDVDなんかを近くのソフトピアで借りてきて観た。

オチンポギンギン野郎と言ったが訂正する。たまに勃たなかった。なんだこの話。

でも何だかわからんが当時したセックスよりエロいセックスをした記憶がない。なんか勝手に山本直樹の世界観を感じていた。俺が冴えないメガネ野郎なのも乗っかって。

 

ただ突然静寂はビッグバンを起こす。宇宙再生。

 

彼女からメッセージ

 

「ごめん。彼氏に君とのこと言っちゃった。」

 

はぁ?である。

 

いやまぁバレるとかならまだ分かる。仕方ないだろう隠してもバレてしまうものは。ただ、女の子の浮気なんてそうそうバレないものだ。何自分から言ってくれちゃってるんだよ。

 

そして俺には最大の懸念事項があった。

 

彼氏怖過ぎる。

 

彼女の彼氏は彼女の同級生で、総合格闘技九州3位の猛者で俺と彼女が頻繁に会えたのも彼がやたらと大会に出たりしていたからだった。一度写真を見せてもらったことがあったが、ほぼ木村兄やんだった。美味い炒飯作りそうだった。

一方俺は当時体育会に所属していたとは言えバキバキのガリガリ眼鏡で人の顔面など小学校以来殴ったことが無かった。

あまりにテンパった俺は

 

「酷いよなんて事するんだよあんまりだ死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」みたいな内容のメッセージを彼女に送りつけまくった。これ盛ってんだろと思うかもしれないが多分これよりイカれたメッセージを送ったはずだ。

 

一方彼女はSNSで「彼氏が私を認めてくれてる。彼氏はなんて優しいんだ。すごいよ彼氏。」みたいなことを言っている。

 

はぁ?である。

 

こっちはハロウィンに学科の友人達が自宅の窓にお菓子を投げつけてゲラゲラ笑ってる状態で「ヤバい!!!!彼氏がカチコミに来た!!!!!」と金玉袋を収縮させてガタガタ震えるほどビビっているのにだ。泣くぞ。

 

後に彼氏から連絡があり喫茶店で2人で会うことになった。

 

俺が先に座っていると彼が現れた。無茶苦茶美味い炒飯作りそうとか言ってる場合じゃないくらい腕が太い。背は低いが100%負ける。

確か「本当に申し訳ない」みたいな事を俺が言って、俺は誠心誠意自分が助かるために思いつく言葉を並び立てた。彼は話を聞いた後「まぁ本人から話聞いて、俺にも責任が〜」みたいな話をしていて「まぁ俺と彼女に焼肉奢ってください。それで水に流しましょう」みたいな流れになって、やったぜ!!!!!!!!!!と思いながら「わかった!じゃあまた日を改めて行こう。」と言ってウッキウキで帰ろうとしたら彼氏が一言

 

「やっぱあれだなぁ、、、一発殴らせてもらって良いっすか?」

 

と言った。

 

俺は爆笑して「またまたぁーーーーー!!!!そんな怖い事言わないでよ〜〜!!!」とその時地球上の人間でトップ10に入るダサい笑顔で場を切り抜けた。

 

まぁ、その日の夜の彼女のSNSも然るべき内容で俺もはぁ?であった訳で、後日焼肉行った後もはぁ?であったわけです。

 

まぁ結局彼女は彼とも円満に別れたり、神聖かまってちゃんの追っかけになったり、世界中バックパッカーみたいなことしたり、各地で知り合ったバックパッカーと寝たり(当時「ぐちょぬれマンコ」って最低なアダ名をつけて呼んでた)、就職したり、結婚したりしたわけです。

 

何でこんな詳しいかって言うと未だに仲が良いからで。

 

人間そう簡単に変わらないから、ダメな部分が共鳴しちゃってるんだなぁ。お互いまぁマシにはなってるか。

 

あんなにメンヘラしてたのに今は毎日スノボ行きたいとか言ってんだもんな。怖いよね、死にがってたくせに。

 

しかもマスク送ってくれってさ。東京には無いからって。こっちにも無ぇよ。マジコロナ。